BACKGROUND
背 景
規則をシステム化し、チェック⇒手順作成⇒実行の自動化を実現!
大規模な開発プロジェクトにおいて、統制チームとして最終的な結合テスト、本番環境用モジュール(c++で作られているシステム) を作成する運用作業を行っています。
作業を行うにあたり、複数のチーム(製造会社が異なる)が関係しており、各チームからコンパイル/リンクの手順書を入手して、それに則り作業を行っていますが、チームごと手順が様々で作業が煩雑になっています。また、毎回作業手順をもらっているため、各チームの担当者ごと手順書に品質の差があり手順の抜け漏れが発生して、作業の手戻りが多いです。各チームの手順書の品質を上げ、作業の抜け漏れをなくし、各チーム異なる複雑化した手順を簡易化することはできないでしょうか。
PROBLEM
問題・課題
各チームごとやり方や手順が異なっているため、作業が煩雑になり、作業手順も多種多様化して覚えるまでに時間がかかる。各チーム内も個々人でやり方が違うため、作業の抜け漏れが多い。
①チームごとやり方や手順が異なり、作業を習得するのに時間がかかる。
②チーム内でも個人ごと持っているノウハウが違い手順の抜け漏れがある。
③チームごと手順が異なることで、作業が煩雑になっている。
④作業を覚えるのに時間がかかるため、熟練作業員が多くコストがかかっている。
PROBLEM SOLVING
解決実績
現在運用されているものを大きく変更する規約変更はできないため、現在の登録されている構成(ソース、ヘッダ、オブジェクト、ライブラリ)を分析た結果から規約を作成した。
また、規約から漏れたものもカバーできる仕組みを儲け、現在の登録内容を変更することなく自動化を実現した。①規約化した構成(ソース、ヘッダ、オブジェクト、ライブラリ)のため、手順を自動的に判別できる。②規約から漏れたものも条件、手順を事前に登録することで、上記に合わせ手順を自動的に判別できる。③手順を自動的に作成するため、作業の抜け漏れが発生せず手戻りをなくすことができる。
④上記仕組みから、事前のチェックも自動的に行えるため、作業効率もアップした。
SPECIAL INITIATIVES
「情シスチームB」としての特別な取り組み
現在の状態を分析し自動化することにより、影響範囲を極限までなくした改善提案を行えた。
また、規則化+情報を蓄積を行ったことにより、事前のチェックと作成後に解析用情報の開示など、+アルファの効果があった。今後は、上記仕組みを生かした関連情報も自動的に取り込み、より充実した解析情報を提示できる仕組みを組み込むことが可能になった。