ドリーム企業型サステナビリティ

弊社の起業時期（ 2006 年）と時を同じくして、国連責任投資原則（ P R I ） か ら E S G （環境・社会・ガバナンス） が提唱され、今となってはこの E S G 概念が企業のサステナビリティ（持続可能）を高めると世界は考えるようになりました。言い換えれば、 E S G を導入していない企業は長生きできないと見られてしまう世の中になったといえるのではないでしょうか。

弊社は、この E S G 概念に深く共鳴し、さらに弊社が独自開発した「企業の夢」と「社員の夢」を融合させるドリーム企業マネジメントをプラスオンさせ、「ドリーム企業型サステナビリティ」を誕生させました。

ドリーム企業型サステナビリティとは、「夢を叶えたい」と誰もが思う世界共通のエネルギーをフル活用させ、企業も社員（個人）も E S G 概念を軸に夢をデザインし、その夢を企業経営の中で叶えていく経営モデルです。

E S G 経営だけでは単なる企業だけの取組みになり、そこで働く社員が自分の人生において E S G に対し貢献する可能性は低いと考えなければなりません。そこで、企業が社員の夢を応援することを前提に、その夢の中に E S G 概念を入れることを条件に置けば、企業の夢も、社員の夢も、持続的に叶えるチャンスが広がるという論理になります。

この経営モデルを世界的に普及することができれば、持続的に地球が良くなる、社会が良くなる、そして、より多くの人の夢が叶う理想の世界が築けるのではないかと考えています。

ゆえに、私たちは自分だけが儲かれば良い、自分だけが幸せならそれでいいといった自分勝手な夢ではなく、「地球と社会と人に必要とされる夢が正しい」という夢の大方針を立てました。

人間が奇跡を起こす最大のエネルギーは、「夢」です。弊社は、このエネルギーから生まれる強力なパワーを活用し、地球環境や人間社会のための新しい価値創造と事業の成長とを同時に満たすイノベーションに挑み続けていきます。

社会は人の集まりですから、人の成長が止まれば社会も停滞します。人類の歴史をひも解いても、生物学から見ても、成長なくして繁栄なしというのが、この世界の大原則です。 私たちは、自分の夢を叶えるエネルギーこそ、人が成長していく過程における最大のエネルギー源であると信じています。たくさんの夢を応援し、世に送り出すことが E S G 社 会 の 発 展 や そ の 成 長 に 繋 が る と 確 信
し て い ま す 。

また、私たちは、私たちが提供する全ての価値の手本でなければならないと考えています。会社の存続はステークスホルダーからの評価を得てこそ成り立ちます。ステークスホルダーにとっては事業そのものはもとより、私たちの経営も評価の対象です。

全ての側面において私たちは、高い評価を得られるだけの価値を伴っていなければならず、その大前提として、私たち自身がそれらに納得していなければなりません。「これには絶対に価値がある！」 と、私たちが自身が信じ、輝いている姿を示すことが必須なのです。これを忘れ、自分たちだけが得をすれば良いという経営からは 「実のある価値」 も 「夢あるビジネス」 も絶対に生まれません。

弊社は、この想い、思考、私たちの誇りを具現化していく気概として、お客様、自社、社員、パートナー企業、株主、地球、社会、７つの夢が叶っていくドリームシップ方針をまとめました。

１人１人が誠実に働き、その優秀なサービスを提供することでステークスホルダー様に貢献しながら「夢を叶えることを通して自分を創る」人間育成の道を歩み、人間的資質の向上を背景とした技術と頭脳の集団として独自のサービスを通しながら E S G 責任を果たし、豊かな「夢が叶う働く労働社会」の実現に向かって努力を怠らないことを約束します。

ジー・ブーン株式会社 会長兼 C E O
後藤稔行

担当役員メッセージ

「 夢が叶う労働社会の構築 」を企業使命として

サ ス テ ナ ビ リ テ ィ 経 営 の 実 践 の た め に は 、 ス テ ー ク ホ ル ダ ー か ら 常 に 支 持 さ れ 、 応 援 さ れ る 企 業 に なる こ と が 重 要 だ と 考 え ま す 。

で は 、 ど う し た ら 応 援 さ れ る 企 業 に な る の で し ょ う か 。

弊 社 で は 創 業 時 か ら 「 先 に 与 え る 」 を 行 動 基 準 の 一 つ と し て 実 践 し て い ま す 。 ス テ ー ク ホ ル ダ ー は もち ろ ん の こ と 、 弊 社 に 関 わ る 全 て の 「 仲 間 」 の 夢 を 先 に 応 援 し ま す 。

自 分 の 夢 を 叶 え る た め に は 、 ま ず は 信 頼 の 芽 を 育 て る こ と 。 私 た ち は こ の 「 先 に 与 え る 」 の 精 神 で サス テ ナ ビ リ テ ィ 経 営 を 実 現 し て い き ま す 。

ORGANIZATION

サステナビリティ推進体制

ジーブーンのすべてのサステナビリティは、サステナビリティ推進委員会が企画・立案し、担当役員である代表取締役の決定の下、各事業部の推進担当者が実行していきます。

企業を取り巻く環境課題や社会問題をステークホルダーとの対話を通し、サステナビリティ推進に関わる重要な方針や施策、取り組みなどについて審議します。

それらをサステナビリティ推進に活かしています。

私たちが正しいと自覚しているサステナビリティ経営は、自分たちの利益優先だけでつくれると考えていません。

従い、これまでのような短期的な株主だけの利益追求を至上としてきた株主第一主義では持続的に企業を経営していくことはできないと考えています。

より良い社会の実現を本気で叶えようとしている企業にのみ持続的な存続チケットが手渡されるのではないでしょうか。

「地球と社会と人に良いことをする」社会デザイン思考が、長期に渡り市場から求められ続け、供給（仕入れ、情報、人材）を長期的に維持することになり、その結果、楽しい商材の開発ができ、長く愛されるブランドを育てていけるものだと確信しています。

下記の図は、ジーブーンが考えるドリーム企業型サステナビリティの構造図です。

企業としては、やはり安定事業がなければ何もできません。従い、事業の安定化が全ての土台になってきますが、だからと言って何でもやっていいわけではなく、しっかりと上層階の取組みを意識しながら事業の安定化をメイキングしていくこ
とが大切になってきます。

私たちは、ここにあげた取組みをを１つ１つ活動してまいります。それが、例え、頼りない力であっても、小さな活動だったとしても、その力を結集し継続させることが、いつの日か大きな成果を産み出すことを信じているからです。これが、「細き流れも大河となる」という私たちらしい道であると考えています。

ジーブーンが考えるドリーム企業型
サステナビリティ構造図

お客様が自慢できるサービスをつくり、維持すること。それができれば、お客様は何回もリピートしてくれると考えています。

「このサービスの拘り方は、凄いんだよ」
「ジーブーンの事業は、面白いよね」

こんな感じで、お客様が笑顔で自慢してくれる、凄く人気のある１つしかないオンリーワン商品を作れたら、とても有利だと思いませんか。

そして、それが世界的なロングセラーになり、お客様から長く愛されるビジネスを創れたら、その事業は確実に安定化すると思います。

わざわざ、会員化などの売り方でごまかす必要もありません。私たちは、こんな老舗型スタイルのビジネスを目指しています。

みんながハッピーになる素敵な夢を掲げ、それに対して愚直に努力をしている姿勢が多くの応援を集め、持続化に繋がると信じています。

お客様、社員をはじめとしたステークスホルダーから、多くの応援を頂けなければ持続化はできません。長きに渡り愛されているビジネスは共通して素敵な夢を実現し、沢山のファンに長く愛されています。

事業の安定化の次に、持続化対応する取り組みは、素敵な夢づくりと夢を実現させるための活動だと考えています。

「もっと、夢が叶う世界をつくる」、これが私たちが掲げたラストドリームです。

この夢を実現していくのが、私たちが提唱するドリーム企業構想です。本コーポレートサイトで記載しています通り、１つ１つ拘りを持って実現させていきます。

組織を持続させるためには「素敵な夢」と「良きリーダー」がいるかが重要ポイントになると考えています。

まず、この持続可能という言葉の定義付けをしなければ、そもそもの取組みをどう考えていいのかわからなくなってしまいます。ゆえに、私たちは、持続可能を「夢を叶えるまで」と定義付け致しました。掲げた夢を叶えるまでは持続し存在し続けるという考え方です。

私たちの夢は、「もっと、夢が叶う世界をつくる」ことです。この夢を達成するまで、私たちの組織は存続していかなければなりません。

１つ、質問させてください。「組織の夢をつくり、その夢を叶えるための設計をし、組織を牽引していくのは誰がするのでしょうか。」

そうです、組織の T O P リーダーの仕事になってきます。そうであるならば、組織を持続可能にしていくには T O P リーダーの力量が大きく影響することがわかります。言われてみれば、その通りなのですが、改めて T O P リーダーの役割が大事と実感できるのではないでしょうか。

長い間、持続できている企業を見てみますと、 T O P リーダー選定のシステムがあり、しっかりと機能しています。この T O P リーダーシップにこそ、組織が持続可能になっていく答えがあるのではないでしょうか。

従い、私たちは、目指すべき企業で定めた、人間力が高く、ビジネスが出来て、ユニークセンスが良く、夢がある企業にサーバントリーダーシップをプラスした理想の T O P リーダー像を定めました。

最初から立派な T O P リーダーなど存在しません。 T O P リーダーも数々の努力を得て磨かれていくのです。この T O P リーダー像を明文化し、常に意識し、現世代から次世代に引き継いでいくことまでを想定した取り組みこそが長期に組織を運営していくコツなのではないかと考え実践しております。

地球環境が悪化したら、夢を叶えることなどできません。小さいチカラですが、私たちに、できることを継続してまいります。

私たちは、国際的な環境保全に取り組む WWF の取り組みに共感しております。

とりわけ、あらゆる問題の「基礎」にあたる環境分野、すなわち、
「目標 0 6 ：安全な水とトイレを世界中に」
「目標 1 3 ：気候変動に具体的な対策を」
「目標 1 4 ：海の豊かさを守ろう」
「目標 1 5 ：陸の豊かさも守ろう」

こ の 4 つの分野に関して、長年にわたり、生物多様性の保全を目指してきた WWFを支援するとともに、この考え方をドリームデザインに融合させ、社員教育の実施をしてまいります。

従い、私たちが地球環境に取り組む責任ある行動の一環として WWF との法人会員を維持していき、且つ地球環境に配慮するドリームデザインを推奨し、そして、ビジネスタイムだけではなく、プライベートタイムについても地球環境が良くなる行動を全社員で取り組んでいきます。

平和と安全という基盤のもと、自由でフェアな社会は築かれます。ただ、残念なことに現代においても多くの問題が解決されていません。戦争、人権問題、パンデミック、災害など社会基盤が維持できないケースが多々ございます。

大きな取組みについては国家間が責任を持って、解決していかなければならない問題です。絶対に戦争、紛争、暴力、 人権を無視した統治などは行ってはならないですし、パンデミック、災害などの支援も手厚く助け合わなければ公平なグローバル社会基盤をつくることはできません。

国家リーダーたちは、内需のことばかりではなく、どうしたら経済努力のみで競争できる公平なグローバル社会基盤をつくることができるのか、本気で取り組んで欲しいと願っています。

さて、中小企業が社会安定に貢献できることは、被害に合われた方たちへのご支援だと考えています。私たちは、不幸にも被害に合われた方たちへの寄付、また、この社会問題における事実を全社員に学習させ、社員個人レベルにおいても支援の輪が広がっていけるよう促してまいります。

この観点から、私たちは、体を張って頑張っている国境なき医師団への寄付を維持し、社内においても社会安定化委員会を設置し、活動を継続させていきます。

日本経済の強さが持続されれば、その中に存在する日本企業も持続する可能性は高まっていきます。

私たちは、日本の中にある企業の１つです。ですから、やはり日本には愛着がありますし、日本にはいつまでも強い国であって欲しいと願っています。

「経済が強い」の定義は、他国との競争に勝ち抜き外貨を稼ぐことだと考えます。
日本の内需だけの経済ではマーケットが限定的になってしまいますから、やはり世界に通用する売り物がなければなりません。

特に日本は、人口が減少していきますから、なおさらグローバル市場での勝利が欠かせない条件になってきます。

そこで、私たちは、海外事業を推進していきます。その第一弾として、タイ / バンコクの現地企業と提携し、日本の民族衣装のリメイクを中心としたフォトスタジオ事業「姫と侍」をバンコクにおいて展開しております。日本の良さをアピールしながら日本経済への貢献を促進してまいります。